「全国発明表彰」の表彰式が、1日に東京で行われ、香川県丸亀市に本社を置く四国化成工業が「日本弁理士会会長賞」を受賞しました。
「耐熱性・耐湿性を発現する低温硬化接着剤の発明」で受賞したのは、四国化成工業の機能材料開発部長の熊野岳さん、機能材料開発部課長の武田琢磨さん、執行役員徳島工場長の溝部昇さんの3人です。
従来より低い温度で固まる接着剤の発明によって、150度以上の高温条件下では変形・不具合が発生してしまう電子部品を搭載する新たなデバイスを設計することが可能になりました。そして、スマートフォンや半導体機器など様々な機器の高性能化に貢献したことが評価されました。
また、この発明の実施化に尽力したとして、四国化成工業の濱﨑誠社長が「発明実施功績賞」を受賞しました。