無症候性心筋虚血などの治療のため東大病院に入院していた上皇さまが18日午前、退院されました。
上皇さまは午前11時半ごろ、入院していた東京・文京区の東大病院を退院されました。
上皇さまは5月に無症候性心筋虚血と診断されていて、新たに心臓の負荷を和らげる薬を追加するため、今月14日から入院されていました。
宮内庁によりますと、この薬を服用することで不整脈などが出ることがあり、心電図などを確認しながら適正な薬の量を調整するため入院されることになったということです。
宮内庁長官は17日の会見で、新たな薬の投与とその影響を分析している段階などと述べていて、宮内庁はこのあと詳しい説明をするものとみられます。
また、上皇后さまは、上皇さまの見舞いのため毎日、病院を訪れられていました。