気象庁は、東京・伊豆諸島にある三宅島の噴火警戒レベルを「2」から「1」に引き下げました。
三宅島では先月17日、山頂の火口直下を震源とする火山性地震が増加したため、気象庁は噴火警戒レベルを「火口周辺規制」の「2」に引き上げました。
気象庁によりますと、その後火山性地震は減少し、火山活動も低下しているということです。
山頂の火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったとして、18日午前11時に噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」の「1」に引き下げました。
一方、山頂の火口内では噴出現象が突発的に発生する可能性があるため、火口から500メートル以内では火山灰などの噴出に警戒を呼び掛けています。