7月17日午後4時40分ごろ、倉敷市大畠付近の岩場で水島海上保安部の巡視艇が行方不明となっていた男性を発見し救助しました。水島海上保安部によりますと、男性に意識はあり命に別状はないということです。
この男性は、17日午前3時10分ごろ、倉敷市の田土浦公園で男性が防波堤から海へ転落したと、公園を訪れていた人から119番通報があり、行方が分からなくなっていました。約13時間後に救助されたものです。
通報した人によりますと、堤防の上に男性が座っているのを見かけた後、「ドボン」という音を聞き、近くに行くと海面に男性の姿があったものの、通報中に姿を見失ったということです。
水島海上保安部によりますと、男性は岡山市に住む40代の男性であることが分かりました。男性は「誰かに突き落とされたわけではない。堤防の上で座っていると眠くなってきてウトウトした結果、海に転落した。転落した際、流れに逆らわずに泳いだ」などと話しているということです。男性が誤って海に転落したとみて、今後、警察などが経緯を調べています。