アメリカのベッセント財務長官は、日本が関税協議で合意した内容を順守しなければ、税率を25%に引き上げる可能性を示唆しました。
ベッセント財務長官は23日、FOXニュースの番組に出演し、日米の関税協議について、日本が市場の開放を約束し、アメリカ産のコメや航空機を購入することを評価したうえで、今後、日本が合意内容を守っているか四半期ごとに検証すると述べました。
検証の結果、トランプ大統領が日本の対応に不満であれば、関税は自動車も含めて25%に戻るとしています。
ベッセント長官は関税が25%になれば自動車業界を中心に「日本の経済が機能しなくなる」と述べ、アメリカからの輸入拡大で念を押した格好です。