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マダニが感染源か 日本紅斑熱で農家の90代男性死亡 千葉・君津市

社会

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 マダニが感染源とみられる「日本紅斑熱」で千葉県君津市に住む90代の男性が死亡しました。

 千葉県によりますと、4日に君津市の自宅で90歳の男性が倒れ、療養していましたが9日には動けなくなり、救急搬送されました。

 男性には発熱や皮膚が赤くなる紅斑の症状が出ていて、入院して治療を続けましたが2日後、死亡しました。

 その後の検査で、男性は日本紅斑熱に感染していたことが分かりました。

 男性の体には目立ったマダニのかみ痕がなく、現時点で感染原因は不明としていますが、先月末ごろまで一日あたり5時間ほど農作業をしていたということです。

 千葉県での日本紅斑熱の死者は集計を開始した2006年以降で3人目です。

 JIHS(国立健康危機管理研究機構)によりますと、マダニの活動が活発になる4月から11月ごろにかけて患者が発生し、今年の全国の患者数は今月13日までに263人確認されています。

 千葉県などは、感染対策のため農作業や山登りなどでは長袖、長ズボンなどで肌の露出を控えることを呼び掛けています。

画像:国立健康危機管理研究機構

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