6月のデパートでの免税品の売り上げが1年前と比べて40%以上、減少しました。前年比でマイナスとなるのは4カ月連続です。
日本百貨店協会によりますと、6月のデパートの免税品の売り上げは392億円で、去年の同じ月から40.6%減りました。4カ月連続の前年割れです。
このため、デパート全体での売上高もマイナス7.8%と、5カ月連続で減少しました。
商品別では、化粧品や貴金属などが大きな押し下げ要因となりました。
訪日外国人客数が過去最高を記録するなかで売り上げが減少していることについては、中間層が増えることで消費可能な額がこれまでより減っているのではないかと指摘しました。