三菱自動車はトランプ関税などの影響で4月から6月の最終的な利益が9割以上減ったことを明らかにしました。
三菱自動車 松岡健太郎副社長 「大きな(関税による)金額の支払いになったと考えておりますので、どうやってカバーしていくかということを考えないといけない」
三菱自動車は今年4月から6月までの純利益が約7億円となり、前の年の同じ時期の294億円から97.5%減ったと発表しました。
円高や4月に発動したトランプ関税などが要因だということです。
三菱自動車はアメリカでの販売分のすべてを日本から輸出していて、追加関税による負担額は144億円としています。
自動車関税は近く15%に引き下げられる見通しですが、三菱自動車は今後の業績見通しにはまだ織り込めていないとしています。