アメリカのトランプ大統領は関税を巡ってEU（ヨーロッパ連合）の代表と27日に会談すると明らかにしました。
トランプ大統領 「日曜日（27日）にEUの代表と会談し、合意に向けて取り組むつもりだ。合意できるかどうか見てみようじゃないか。五分五分の確率でうまくいくだろう」
トランプ大統領は25日、イギリスのスコットランドに到着しました。
トランプ氏はスコットランドに滞在中の27日に、関税を巡ってEUのフォンデアライエン委員長と会談します。
トランプ氏はEUとの間には懸案がまだ残っていて、合意できるかは「五分五分」だとしたうえで、交渉がまとまれば最大の取引になると述べました。
トランプ氏は12日にEUからの輸入品に8月1日から30％の関税を課すと通知していて、EUは交渉が不調に終わった場合に備え、アメリカへの報復関税を準備しています。
フィナンシャル・タイムズは23日、EUも日本と同様に15％の関税率を目指して、アメリカとの間で合意に近付いていると報じています。
