懲役と禁錮を一本化する「拘禁刑」の導入後、女子中学生が刑務官の仕事を体験するイベントが甲府刑務所で初めて開かれました。
この職業体験は、刑務官の仕事について知ってもらおうと、甲府刑務所で初めて開かれました。
25日は市内の女子中学生4人が参加し、6月から導入された「拘禁刑」を受けて、刑務官と受刑者による対話に関しての体験講座がありました。
刑務官の制服を着た女子中学生は「話を否定しないこと」「話を遮らないこと」など、受刑者との向き合い方について教わりました。
その後、刑務官と女子中学生が「刑務所の課題」や「感想」について話し合いました。
中学2年 水原あいなさん 「受刑者にもちゃんと刑務官が配慮しているのを知ってもらい、一日でも早く社会復帰してもらいたい。話し合いの時には賛成・反対の2つの意見にわかれることが多いので否定の意見があまりないのは新鮮でした」