25日、沖縄で開業したジャングリア。これからの夏休みシーズン、旅行先に検討する人も多いと思います。沖縄に安く行く方法、見つけちゃいました。
■沖縄初の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」
夏休みの旅行先ナンバー1の沖縄に、できるだけ安くいきたい。そんな人にオススメの、今年ならではの裏技がありました。
25日は沖縄にとって特別な日。沖縄県北部の今帰仁村には、とんでもない数の人が。
25日からオープンした、沖縄初の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」。東京ドームおよそ13個分の広大な敷地には、巨大なブラキオサウルスなど、超リアルな恐竜の姿も。
「パワーバカンス」をコンセプトにした、都会では味わえない沖縄の大自然を舞台に22のアトラクションなどが楽しめます。
なかでも注目なのは…。
東京から 「メインの恐竜から逃げるアトラクションに乗りたい」
ジャングルの急傾斜や悪路を激しく駆け抜ける「ダイナソーサファリ」。迫りくるティラノサウルスから逃げ切れるのか。
東京から 「恐竜と話すことや綱渡りが楽しみ。恐竜と一緒に遊びたい」
愛知から 「楽しかった。冒険の気分になりました」
■旅行のプロ直伝 10万円超 節約の裏技
新たな観光地が誕生し、今大注目の沖縄ですが、これからの夏休みシーズンに行こうとすると…。
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏 「夏休み期間中、これから飛行機を手配する場合、飛行機代だけでも通常8~10万円(往復)かかる」
4人家族の場合、東京と沖縄を往復するだけで30万円をオーバーしてしまいます。
そこで、家族旅行が最大10万円以上節約できる裏技を旅行のプロに聞きました。
鳥海高太朗氏 「少しでもお得に行く方法はいくつかあります」
まず、安く行きたい場合、フェリーでの移動を思いつく人もいるのではないでしょうか。
鳥海高太朗氏 「沖縄へは、鹿児島から色々な島を経由していくルートはある」
価格を抑えてフェリーで沖縄を目指す場合、東京から福岡まで、夜行バスで14時間。鹿児島までバスで5時間ほど移動し、やっと鹿児島でフェリーに乗り込むことができます。そこから25時間の船旅が待っています。
海を満喫する特別な体験はできるけど、移動だけでほぼ丸2日。かかる費用は、往復で7万4000円と、飛行機で行くよりも数千円程度のお得しかないといいます。
鳥海高太朗氏 「(価格面では)ちょっと厳しいかな」
■フェリー? 驚きの格安ルートは海外経由の飛行機
旅行のプロ直伝の裏技は、フェリーを活用することではありません。飛行機で行く驚きの格安ルートがあるんです。
鳥海高太朗氏 「沖縄へリーズナブルに行けて、さらにオマケがつく台北、ソウル経由で沖縄に入る裏技」
鳥海さんのオススメは、まさかの海外経由ルートでした。出発は成田空港。そこから台北やソウルのアジア圏を経由して那覇に入るというのです。一度外国に出るって遠回りですが、本当に費用は安くなるのでしょうか…。
鳥海高太朗氏 「料金的には片道あたり2万円台で行く、3万円以下で確実に買えるという便も多くあります」
海外を経由しても、かかる費用は往復5万円ほど。4人家族でも、およそ20万円で沖縄を往復できちゃうことになります。
■今年ならではの事情とは?
この海外経由ルートの安さには、今年ならではの事情が絡んでいました。
鳥海高太朗氏 「いま、このルートが安い理由は、7月5日に日本で大きな災害が起こるかもしれないという、香港の風水の影響。これが香港をはじめ、中国本土、台湾から日本へ来る外国人観光客が減少する理由の一つ」
■注意点 パスポート必要 最短で約9時間
鳥海さんの分析によると、科学的根拠がない予言の影響もあり、アジア圏から沖縄に行く便の空席が多く、価格が抑えられる状況にあるそうです。
しかも、空港の免税店での買い物や、はたまた一泊して観光するなどの選択肢が生まれます。ただ、パスポートが必要なことと、最短でも沖縄まで9時間程度かかることには注意が必要です。
パスポートがないという人にも朗報です。
鳥海高太朗氏 「8月の後半になってくると、片道1万円台の航空券も出ている」
国内便でも、「お盆明け」「成田発のLCC」「週前半の夕方便」の3カ条を守れば、オトクに旅行できるチャンスがありますよ。