今年度の最低賃金の改定について審議が決着し、引き上げされる額の目安は過去最高となる1118円となりました。
労働者側と企業側の代表者らが参加する厚生労働省の審議会は、今年の最低賃金の引き上げの目安額を過去最大の63円とすることを決めました。
都道府県が目安通りに引き上げた場合、1118円となります。
最低賃金は現在、全国平均で1055円になっていて、もし目安額通り引き上げられた場合、すべての都道府県で1000円を超えることになります。
今後、各都道府県が今回示された目安額を参考に改定額を決定し、10月をめどに適用されます。