瀬戸内国際芸術祭が地域に与える影響などについて香川大学と台湾の大学による研究チームが調査結果を報告しました。
香川大学大学院地域マネジメント研究科と台湾国立政治大学による共同研究チームが香川大学で報告会を開きました。
チームは7月、小豆島や直島など香川県内の6カ所で「瀬戸芸が地域に与える影響」や「島の観光産業」をテーマに現地調査を行いました。
瀬戸芸の現代アートの動向を分析した台湾の大学院生は「作品には地域の空間・住民・文化とのつながり、観客との対話性が重視されている」と発表しました。
また地場産業の醤油の醸造や販売戦略について小豆島と台湾を比較した発表もありました。
(香川大学大学院地域マネジメント研究科/中村正伸 研究科長)
「彼らに日本がどう見えるかってことを我々が一緒に共同研究をやれば我々が知ることができるだろうな、香川をどうやって、より海外に売り出していくのかというところのヒントになれば」