終戦間際に東京・八王子市で列車の乗客がアメリカ軍の戦闘機に銃撃された空襲から80年となる5日、犠牲者の慰霊式が行われました。
終戦10日前の1945年8月5日、八王子市の湯の花トンネル付近で新宿駅から長野駅に向かう列車がアメリカ軍の戦闘機の銃撃を受け、乗客50人以上が犠牲になりました。
80年経った5日、トンネルの近くで慰霊の集いが行われ、空襲で父親を亡くした姉妹も参加しました。
姉 松本三津子さん(88) 「やっぱりあのトンネルを見るとだめです。思い出すっていうか…この中(トンネルの中)に早く入っちゃえば助かったのにって思いますよね」
慰霊の集いには遺族らおよそ80人が集まったということです。