夏の甲子園の広島代表・広陵高校が過去の暴力事案を巡り、2回戦を前に出場を辞退することを受けて、学校側は保護者に対して説明会を開きました。
非公開で開かれた保護者会にはおよそ250人が出席し、堀正和校長が寮への爆破予告や野球部員以外の生徒への嫌がらせがあったなど出場辞退の経緯について説明したということです。
広陵高校 堀正行校長 「(出場辞退は)なにか隠蔽(いんぺい)的なものが発覚したり、新しい問題が出たからということは一切ありません。本当に苦渋の決断です」
広陵高校はSNSで拡散している情報について第三者委員会を設置し事実関係を調査するほか、野球部内での指導体制に問題がなかったか調べることにしています。