「温泉のまち」としても知られる鹿児島県指宿市で、6月、温泉排水などが流れる水路に30代の男性が転落する事故が起きていたことが分かりました。
救助にあたった男性 「男性の方が熱い熱いと言って、(私が)飛び起きて加勢したような形。気を失っていたみたいです」
親族や住民が水路から引きあげましたが、男性は全身をやけどしていて、その後、死亡しました。
水路は、深さ1メートル幅1.5メートルほどで、市道の脇を流れています。
指宿市が後日行った調査では、水面の温度は60℃近い高温だったということです。
事故を受けて、市は、高さ1.1メートルの転落を防止するための柵を新たに設置しました。
指宿市 土木課 「危険箇所の調査、把握を行い、注意喚起の看板を設置するなど、対策を進めたいと思います」
(「グッド!モーニング」2025年8月24日放送分より)