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かぼちゃが豊作 お店は大特価 レシピいろいろ“秋の味覚” 実はいまが旬!

経済

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 今が旬の「かぼちゃ」ですが、豊作の今年はお手頃な価格で食卓に届きそうです。おいしいかぼちゃの見分け方を「野菜のプロ」に教わりました。

 東京の下町にある、昔ながらのお惣菜屋さん。

 人気の定番メニュー「かぼちゃの煮物」です。釜で炊くと、やわらかくてほくほくの食感に。砂糖としょうゆとダシがしみ込んだ甘じょっぱい、素朴な味付けが好評です。

70代 「日本人はかぼちゃが大好き。かぼちゃおいしい。ほくほくだし最高」

 「秋」のイメージが強いかぼちゃですが、実は収穫のピークは「夏」なんです。ご存じでしたか。

 この時期のかぼちゃの特長を野菜のプロフェッショナル、スーパー「アキダイ」の秋葉社長に聞きました。

アキダイ 秋葉弘道社長 「今年のかぼちゃは当たり。おいしい。今の時期に出ているかぼちゃは非常にほくほくしている種類が多い。北海道産のかぼちゃが旬。出始めの頃、前半はほくほく系、後半になってくると水気の多い物。ほくほく系よりも水気の多い物のほうが糖度は高いが、ほくほく感を味わうなら今」    栗のようにほくほくしたかぼちゃが大特価。

アキダイ 秋葉弘道社長 「出来も良くておいしい。かぼちゃが出ているから値段も安い。平年に比べると1~2割(安い)。今、何でも高い時代で1~2割安いとなると奇跡的」

 買い物客からは、喜びの声が。

80代 「大歓迎。甘みがあってうまい」 70代 「甘辛く味付けて冷凍庫に入れて1品足りない時に2つ3つ(食べる)」

 「南の瓜」と書いて、「南瓜(かぼちゃ)」。安さの訳は。

アキダイ 秋葉弘道社長 「基本的に暑い時のほうがおいしいかぼちゃができる。元々南国の原産なので、暑さにある程度慣れている。高温障害が他の野菜よりも少ない」    おいしいかぼちゃの見分け方を教えてもらいました。

アキダイ 秋葉弘道社長 「かぼちゃの種が重要。種がしっかりある。早熟なのは種が薄かったりなかったり。かぼちゃの種がないものはよくない」 

 そば店では、旬のかぼちゃをサクサクの天ぷらに。残暑が厳しいなか、野菜の天ぷらと冷たいそばが人気です。めんつゆでさっぱりといただきます。

70代 「甘い。かぼちゃはほくほく。おいしかった」

 かぼちゃは収穫してから熟成させることで、さらに甘みが増すといいます。

そば処貴乃家 高橋心路店長 「甘みもあって、ほくほくした感じが出てきた。いっぱいとれていておいしいから安くなる。使いやすく、お客さんも喜んでくれて良い」

 かぼちゃ料理の専門店では、かぼちゃ尽くしのメニューが。

 かぼちゃをメインにしたピザに、かぼちゃとじゃがいものコロッケ。北海道産のかぼちゃを揚げたフレンチフライも…。

30代 「かぼちゃを揚げたそのままの味で、甘みと塩がかかっているのでおいしさを引き立てている」    店の一番人気は、かぼちゃの焼きプリン。かぼちゃをくり抜いて作るチーズケーキは、秋までの限定です。

カボチャ 宮本雅代店主 「かぼちゃは夏野菜なので今収獲して熟成させてどんどんおいしくなっていく。これからいっぱい食べてもらいたい」

 秋のハロウィンを前に、夏のおいしいかぼちゃを味わってみてはいかがですか。

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