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欧州3カ国が対イラン制裁再開へ 国連安保理議長国にロシア就任前に手続き終了の考え

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 イランの核開発を巡り、協議が進展していないことからヨーロッパ3カ国がイランに対し再び制裁を科すことを決めたと報じられました。

 アメリカのニュースサイト「アクシオス」は28日、情報筋の話として、イギリス、フランス、ドイツの外相らがイランに対する制裁を再び科すことをアメリカのルビオ国務長官に伝えたと報じました。

 イランの核開発を巡る協議に関して、欧州3カ国は8月末までに具体的な進展がなければ、イランへの制裁を復活する「スナップバック」を発動させると警告してきました。

 しかし、26日に開かれた外務次官級の協議で、イラン側は何の提案もせずに成果がなく終了していました。

 「スナップバック」を発動させるには30日間が必要とされ、欧州側は、イランの友好国であるロシアが国連の安全保障理事会の議長国に就任する10月を前に手続きを終えたい考えだとしています。

 ただ、経済的圧力が強まることで、IAEA=国際原子力機関との協力停止などイランが報復措置を取る可能性も指摘されています。

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