帝国データバンクによりますと、今年8月までに倒産した養殖業者は7件ありました。
休業や廃業、解散は20件に上り、合わせて27件が市場から退出しました。すでに去年1年間の19件を上回り、過去10年間で最も多くなる見通しです。
養殖業は海水温の上昇や天然資源の減少を背景に、大手の参入が相次ぎ、2017年には1年間で39社が設立されるなど活況でした。
しかし、円安による飼料価格の高騰や電気代の上昇で、昨年度は6割以上の企業で業績が悪化しています。
(「グッド!モーニング」2025年9月8日放送分より)