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トランプ関税受け新たな市場開拓へ 「赤毛のアン」の島の食品促進イベント

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 カナダのプリンスエドワード島の食品を促進するイベントが都内で開かれました。トランプ関税の影響が広がるなか、新たな市場開拓を目指しています。

 カナダ大使館で17日、「赤毛のアン」の舞台として知られるプリンスエドワード島の食品を紹介するイベントが開かれました。

 会場にはロブスターやサーモンなどの海産物やポテトやブルーベリーといった名産品が並びました。

プリンスエドワード島 ロブ・ランツ州首相 「アメリカとの貿易は信頼できなくなっている。だからこそ日本や世界中の国々との関係を強化したい」

 プリンスエドワード島は、アメリカとの国境までおよそ350キロほどのカナダ東海岸に位置しています。

 2024年には食品の輸出の90%以上をアメリカが占め、アメリカに依存した輸出の形が続いてきました。

 しかし、カナダは今年、トランプ関税の影響を受け、ヨーロッパやアフリカへの輸出を去年から20%以上増やすなど新しい市場の開拓を狙っています。

 プリンスエドワード島は日本に限らず、シンガポールや韓国などで食のイベントを開き、アジアへの輸出を広げたいと意欲を示しています。

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