香川県の池田知事は、総理大臣官邸で9日に石破総理大臣と地方創生に関する意見交換会に参加し、四国新幹線の早期実現に向けて一日も早い法定調査の実施を提案したことを16日、明らかにしました。
石破総理は8日から12日にかけ、全国の知事を官邸に招いて意見交換を行っていて、9日は池田知事ら10人の知事が参加しました。
意見交換会は冒頭を除いて非公開でしたが、池田知事は、地方創生のためには定住人口を増やすこととあわせて関係人口を広域で増やしていくことが重要だという考えを述べ、そのためには新幹線が不可欠だと総理に伝えたということです。
石破総理はすでに退陣を表明していますが、16日の定例記者会見で池田知事は「次の政権でも、今回のような総理と知事の直接的な対話の場の回数をできるだけ増やしていただき、国と地方が連携して地方創生や分散型国土を実現することを求めたい」と述べました。