アメリカ国防総省は、兵士に対するひげ剃りの免除について方針を厳格化しました。新たな規定では、1年以内にひげを剃ることができなければ除隊となる可能性があります。
国防総省が公表したヘグセス国防長官のメモには「部隊は戦士の精神を支える身だしなみ基準を維持すべきだ」と記されています。
AP通信は、これまで数十年にわたり存在した医療上の理由によるひげ剃り免除の方針が覆される見通しだと報じました。
免除者の多くはひげ剃り後に炎症を引き起こすと診断された兵士に対するものです。
今後は治療計画を提出したうえで、1年以内に剃ることができなければ除隊となる可能性があります。
今回の新たな方針が作戦中の特殊部隊員やアラスカなど極寒の地に駐在する兵士に適用されるかは不透明です。
画像:米国防総省