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「見世物のようにされた」 女性フリーアナがセクハラ被害訴え テレビ局は争う姿勢

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 フリーアナウンサーの女性が番組共演者によるセクハラを放置、助長したとしてテレビ局に賠償を求めた裁判で、テレビ局側は争う姿勢を示しました。

 フリーアナウンサーの女性は愛媛県にあるテレビ局「あいテレビ」に慰謝料など約4100万円を支払うよう求めています。

 訴状などによりますと、女性は2016年から約6年間、あいテレビで著名男性タレントと僧侶が出演する深夜番組で司会を務め、番組内で出演者とスタッフからセクハラ被害にあったとしています。

 今月3日に東京地裁で開かれた第1回口頭弁論で女性は「衣装のワンピースの背中にあるファスナーを開けられて大笑いされたうえ、その様子を放送された」など、実際にあった被害を述べました。

 女性は我慢して収録に臨み、テレビ局側に複数回、改善するように求めても放置されたということです。

 さらに「番組スタッフも笑って盛り上げていて、見世物のようにされた。この性的な辱めを受け嘲笑される恐怖は今でも心と体に張り付いている」と涙ながらに訴えました。

 女性の代理人弁護士は、テレビ局には契約した女性の安全を管理する義務があり、セクハラ被害を放置したのは善管注意義務違反であると主張しています。

 あいテレビ側は争う姿勢を示しています。

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