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コンビニ大手「ローソン」が香川・小豆島に初出店 輸送コストが約3倍でも出店を決めた理由は?

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 コンビニ大手「ローソン」が2日、香川県小豆島に初めて出店しました。

 小豆島の土庄港から徒歩10分ほどの場所にオープンした「ローソン小豆島土庄税務署前店」です。これまで小豆島のコンビニエンスストアはセブンイレブンのみで、ローソンは初めてです。

(訪れた人は―)
「楽しみにしてました!」
「(ローソンは)デザートのイメージがあるのでうれしい」

 近年、輸送費の高騰で、島への輸送は陸路とフェリーの両方を使うため、陸路のみと比べて費用は約3倍になるそうです。それでも出店を決めた理由は?

(ローソン広報部/中里慧介さん)
「小豆島は2万人以上の住民がいる、今回の出店の立地が港から近いだったり、観光地であるエンジェルロードが近かったりだとか、そういったところの周辺に出店できるのが今回メリットかなと」

 都市部とは利用客の買い方に「違い」があるそうです。

(ローソン広報部/中里慧介さん)
「スーパーみたいな買い方をされている方はいるのかなと思う。都内は『ついで買い』で最低限買う事が多いと思うけど、過疎地域になってくると生鮮食品を扱っているので色んなものを買っていただくから客単価はあがってくるのかなと」

 ローソンでは客1人当たりの購入額が全国平均799円ですが、人口3万人ほどの北海道稚内市では、1000円以上だということです。ローソンでは今後も小豆島で店舗を増やし、利用客のニーズに合わせたいとしています。

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