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24年度食料自給率 カロリーベース38%で横ばい 生産額ベースは64%(+3)

経済

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 農水省は、2024年度の食料自給率がカロリーベースで前年度並みの38%だったと発表しました。

 農水省によりますと、昨年度のカロリーベースの食料自給率は38%で4年連続で横ばいでした。

 国産食料によるカロリーの半分を占めるコメの消費量が増加して数字を押し上げた一方、猛暑などの影響で野菜や小麦などの生産量が減少して前年度並みになりました。

小泉農水大臣 「やはり寄与度として高いのはコメ。コメの消費がいかに増えていくか、いろいろな新規事業も含めた開拓、そして拡大策っていうのが、私は極めて重要なことなんだろうというふうに思っています」

 一方、生産額ベースでの食料自給率は64%で、前年度より3ポイント増えました。

 高騰を続けるコメの価格が数字を押し上げました。

 また、今年新設された「摂取熱量ベース」での食料自給率は46%でした。

 この指標は、平時に国民が日常生活に必要とする摂取カロリー【1850kcal】に対する自給率を示しています。

 政府は食料自給率の目標を2030年度までにカロリーベースで45%、生産額ベースで75%としています。

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