埼玉県鴻巣市で踏切を通過中の電車に車が衝突した事故で運転を見合わせていたJR高崎線と湘南新宿ラインが再開しましたが、遅れや運休が出ています。
乗客 「今まで聞いたことのない衝撃音で脱線するんじゃないかと思ったぐらいだったんで。何か破壊される音がすごかったですね」
21日午前8時45分ごろ、JR高崎線の鴻巣駅と北鴻巣駅の間にある踏切で電車の通過中に車が侵入し、衝突する事故がありました。
車は54歳の女性が運転していて、命に別状はないということです。
このほか、乗客1人が病院に搬送されています。
この事故の影響で一部区間で運転を見合わせていた高崎線と湘南新宿ラインは午後0時45分ごろに順次、運転を再開しましたが、遅れや運休が出ています。
約1万6000人に影響が出たということです。
踏切に異常はなかったということで、警察が車が踏切に侵入した経緯を詳しく調べています。