10月15日、高松市の飲食店を利用した団体客から「複数名が体調を崩している」と高松市保健所に連絡があり、14人の食中毒が判明しました。飲食店は3日間の営業停止処分を受けました。
高松市によりますと、10月10日に高松市片原町の飲食店「BEANERS art&diner」を利用した団体客19人のうち14人が下痢や腹痛、倦怠感を訴えました。症状のある人が医療機関を受診し、うち10人の便からカンピロバクターが検出されたことなどから高松市保健所は「BEANERS art&diner」が提供した食事が原因と断定しました。入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。
原因となった食材はまだ明らかになっていませんが、提供された「鶏肉の炭火焼き(たたき風)」の可能性が高いとして調査を進めているということです。
高松市保健所は「BEANERS art&diner」を10月20日から22日の3日間、営業停止処分とし、十分な加熱をするよう指導を行ったということです。