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「12月は魔の季節」なぜ多発? 高齢者の車“暴走”店に突入

社会

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 10日午後、福岡県のスーパーマーケットで86歳の男性が運転する車が入口の自動ドアを突き破り、店内に侵入しました。

運転していた男性 「アクセルとブレーキを踏み間違えた」

 また、名古屋市のスーパーにあるクリーニング店には80代男性の車が突っ込みました。

運転していた男性 「アクセルを踏みすぎてしまった」

福山大学 関根康史准教授 「年末にかけて事故件数は増えている傾向がある」

 実は今、高齢ドライバーの事故が増加する“魔の季節”。

 警察庁によりますと、高齢ドライバーの事故が多いのは薄暗い時間が長くなる10月から12月。

 沖縄県ではアクセルとブレーキを踏み間違えた高齢女性の車が文房具店に突っ込み、鹿児島県では84歳の女性の車が歩道に乗り上げ…。

目撃者 「高齢者の運転だったようで、(車が)芝生を飛び越えた。ちょっと恐怖を感じた」

 相次ぐ高齢ドライバーの事故。特に12月は1年で一番多い時期で、注意が必要です。

福山大学 関根康史准教授 「師走で車を運転することが多くなる。高齢者も普段よりも遠出をする人が増える。高齢者の場合は足腰が弱っていることで足に負担が掛かる運転をした場合などに起きやすくなる。普段より用心深く運転するのが良い」

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