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瀬戸内海のカキ大量死 香川の4市町が知事に要望書「支援と原因究明を」

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 瀬戸内海の養殖カキが大量死している問題で、カキ養殖が盛んな香川県の4つの市と町が池田知事に支援などを求めた要望書を提出しました。

(多度津町/丸尾幸雄 町長)
「とんでもない不漁と言うのか例年の1割から2割ぐらいしか取れない。稼ぎ時になるのに何もできない」

 高松市とさぬき市、三豊市、多度津町の4つの市町の市長や町長らが香川県庁を訪れ、池田知事に要望書を手渡しました。

 瀬戸内海の各地で養殖カキが大量死していて、4つの市や町では今シーズンのカキ養殖が全滅に近い状況となっています。

 要望ではカキの大量死によって事業の見通しが立たない事業者への当面の財政支援や、今後の事業修正に向けた初期投資支援、大量死の原因究明などを求めています。

 池田知事は「カキ業を守っていくのは香川県としても大事な責任と思っている」とし、カキ養殖事業への支援や原因究明に努めると答えました。

(さぬき市/大山茂樹 市長)
「まずは原因を究明していかないと(いけない)。今だけ何とかやりくりできればいいという問題ではないので、どういう原因でなっているのかがまず大事」

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