香川県琴平町の高校で毎年恒例の「戦い」が行われました。2025年も熱戦になりました。
武道の強豪、琴平高校で開かれたのは、「剣道部」と「なぎなた部」が戦う「異種武道大会」です。
これまでの勝敗は剣道部の9勝7敗。2024年は5大会ぶりになぎなた部が勝利して連敗をストップさせました。
この大会では「面」や「小手」に加えて、なぎなた特有の「すね」も有効です。
(記者リポート)
「前回、5大会ぶりに勝利したなぎなた部と、今年こそ勝ちたい剣道部、今年はどちらが勝つのでしょうか!」
両者の作戦は同じ、「強い気持ちで攻めること」。剣道部は面狙い、なぎなた部はすね狙いで、果敢に攻め合います。
「1勝3分け」となぎなた部のリードで大将戦を迎えます。互いに隙を与えず、残り1分を切っても決着はつきません。このままなぎなた部の勝利か……。
残り30秒、土壇場で剣道部が追い付き、試合は延長戦へ。ここからは一本取った方が勝利です。
緊迫した試合でしたが、なぎなた部がなぎなたを落とすなど二度の反則。2回の反則で相手に1本与えることになり、剣道部の勝利が決まりました。
(剣道部/横山弦司さん)
「去年負けていたので、今回3年生全員で勝ててうれしいです。自分たちの思い切った飛び込み面を打つように対策しました」
(なぎなた部/新﨑日菜さん)
「すごく悔しいです。全体としては練習したことも出せてたし、間では2年生が勝ってくれたので頼もしい後輩ができたなと思ってすごくうれしかったです」