ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

年内最後の取引 日経平均“5万円台”維持か 「国内外のリスクに注意を」

経済

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 東京株式市場は30日が今年最後の取引です。日経平均株価は初めて5万円の大台を維持して終えるのでしょうか。

 日経平均午前の終値は、29日より61円安い5万465円でした。

 市場関係者は「5万円を維持して年を越せれば来年も上昇の期待が強まりやすい」と話します。

 今年の日経平均は、まず「トランプ関税」に翻弄(ほんろう)されました。

 4月には一日2000円を超える上昇や下落もあり、歴史的な乱高下となりました。

 ただ、この懸念が和らぐと、AI・半導体への期待や好調な企業業績から株価は上昇します。

 秋には「責任ある積極財政」を掲げる高市政権の誕生を受け、初めて5万円台に乗せました。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏 「日本株の堅調な地合いは来年も続く可能性が高いと思います。(ただ)期待が高い分、AI相場の急変であるとか、高市政権に対する期待の変化、このあたりは十分な注意が必要」

 この2年間は相場の格言「辰巳天井」そのままに上昇した日経平均ですが、来年は下落しやすいとされる「午(うま)尻下がり」です。

 国内外のリスクへの備えも求められています。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース