ベネズエラ情勢を巡って応酬を続けていたコロンビアのペトロ大統領とトランプ大統領が電話で会談し、互いが歩み寄る姿勢を見せました。国境の街コロンビア・ククタから報告です。
急きょ行われた電話会談はおよそ1時間に及び、コロンビアの人たちはまさかの展開だと驚きを持って受け止めています。
コロンビアのペトロ大統領は電話会談の直後、大勢の国民を前に演説し「これまでの応酬は口げんかに過ぎない」「麻薬対策を行っていることを伝え、ホットラインの開設もお願いした」と、対話できることが大切なんだと説明しました。
一方、トランプ大統領も「話す機会を得られたことは大変光栄だった」「近い将来、ワシントンでの会談を楽しみにしている」と高く評価しました。
この電話会談は急転直下の出来事で、というのも日中には国境付近では反米デモが行われ、緊張が高まっていました。
デモ参加者 「米国の言うことはこれっぽっちも信用できない!」
また、国内ではアメリカとの関係悪化を憂慮する声も上がっていて、ベネズエラへの攻撃を境にトランプ政権と相対する南米の国の国民の間で分断が進むことも懸念されていました。
演説を受けてコロンビアの人に話を聞くと、これをきっかけにして不透明さや分断が解消されるかもしれないと融和方向に進むことへの期待の声が上がっていました。