香港国家安全維持法違反などの罪で懲役20年の判決を受けた「リンゴ日報」創業者・黎智英氏が上訴しない方針だと香港メディアが報じました。
香港の民主化運動の主要人物だった黎氏は中国や香港への制裁を外国に呼び掛けたなどとして2月9日、懲役20年の実刑判決を言い渡されました。
香港メディアなどによりますと、黎氏の弁護団側はこの判決に対し、上訴しない意向を示したといいます。
国家安全維持法の量刑では、懲役20年は過去最長だと報じられています。
黎氏は78歳で、すでに5年間にわたって拘束されていて、家族や支持者らは健康状態の悪化を訴えています。
アメリカのトランプ大統領も去年12月、中国政府に釈放の検討を要請したと明らかにしています。
当局に批判的な論調で知られたリンゴ日報は2021年に廃刊されています。