新年度予算案は13日、衆議院本会議で賛成多数で可決されました。年度内の成立を目指し、16日から参議院での審議が始まります。
■異例のスピード採決
AI音声 「林芳正くん、高市早苗くん…」
13日から導入されたAIによる読み上げが淡々と流れるなか、採決が粛々と進められます。
過去最大となる122兆円に及ぶ新年度予算案は13日午後9時半ごろ、衆議院本会議で、可決されました。衆議院での審議は、ここ20年で最短の59時間、異例のスピード採決に野党は強く反発しています。
中道改革連合 長妻昭衆院議員 「これだけ短い期間で、予算を成立をさせることは、“前例としない”とお約束いただけませんか」
高市総理 「予算委員会の審議方針、国会の運営に関することですので、国会で決めいただくものと承知しております」
野党は、予算委員長の解任決議案を提出しますが、与党からこんな反論が…。
自民党 渡嘉敷奈緒美衆院議員 「総選挙によって議席が大きく変動したにもかかわらず、野党が選挙前と同等、あるいはそれ以上の審議時間を求めるのは、いささか行き過ぎではないでしょうか。今この国会に問われているのは、政局か国民生活か。答えは明らかであります」
これに対し、国民民主党の榛葉賀津也幹事長はこのように話しました。
「じゃあ半年前の参議選の民意は何なんですか。(与党の)過半数割れなんですよ。のど元過ぎたら熱さ忘れたらダメです。大勝したからこそ謙虚に、数があるからお前たち黙れって、それは渡嘉敷さん、もうちょっと立法府の人間として経験積んだ方がいい」
予算案の審議は、週明けの16日から参議院で始まります。
13日、衆議院での可決を受け、各党にあいさつ回りをした高市総理。中道改革連合からは、丁寧な審議を求める声が相次ぎました。
中道改革連合 小川淳也代表 「ぜひ参議院での、丁寧な審議と衆議院における法案の慎重なご審議を党内にご指示をいただきたいと思ってます」
高市総理 「みなさまも色々ありがとうございました」
あくまで年度内の予算成立を目指す高市総理。ただ、参院では、与党が過半数を確保していないため、与党のペースで進められるのかは見通せていません。
(2026年3月14日放送分より)