河川の氾濫も起きています。「緊急安全確保」が出された地域に住む住民が冠水した町の様子を撮影しました。
撮影者 「きのう夕方くらいから雨が降り出して、半日くらいしか降っていないが…古座川はこのような状態になっている。ほとんど氾濫寸前という感じで、ものすごい勢いで流れている。こちらももう…池のようになっている。氾濫しているね。そこがもう川に…濁流になって道が氾濫している」
地元の人が3日朝、和歌山県南部の古座川周辺の状況を撮影していました。
車道に茶色い水があふれています。
古座川には午前9時前まで、5段階ある警戒レベルのうち最も高い「レベル5氾濫特別警報」が出されていました。
カメラの位置から少し降りた場所に本来あるはずの役場の駐車場が川の一部になってしまっていました。
町役場の近く、草の生えた陸地も茶色い流れに飲み込まれています。これは特別警報発表から3時間後でした。
一方、古座川上流にある七川ダムは爆発的に増水したことが分かります。
川のそばでは道路が崩れ落ちる被害も…。本来は川幅の狭い場所ですが、崩落した箇所にまで水が流れ込んでいます。
今後の生活にも影響が出そうです。
「レベル5氾濫特別警報」が初めて出された古座川の周辺を取材していると、陸地に巨大なコイがいました。一体どこから流れ着いたのでしょうか。
普段は緑が生い茂った場所です。この一帯が水につかっていたことがよく分かります。ちなみに、川が流れているのはコイのいた場所から約200メートル離れています。
■線路に土砂 住宅街被害も
大雨の影響で土砂が流れ込んだのは伊豆急行の線路です。
近隣住民 「(Q.当時の状況は?)ドーンという音。いや、びっくりしたよ。もう70年以上、住んでるけど初めて。こんな大きいのはね」
土砂の撤去作業のめどは立っておらず、運転再開までにはかなりの時間を要するとみられます。
土砂は住宅街に流れ込みました。
正午ごろまでレベル4の大雨危険警報が出されていた静岡県伊東市です。
避難者 「いいやいいやと思っていたけど、(きのう夜)7時近くになってきたら不安になっちゃってね。それでここに避難した」
■「朝起きて知った」家屋が浸水
住宅街の被害は三重県紀北町でも出ていました。
近隣住民 「朝、起きてこの状態を知ってびっくりしました」 「(Q.車は大丈夫?)まだ分からないんですけど…」 「(Q.水にかなりつかった?)そうじゃないかと思う」
今後は台風一過とはならず、4日は再び西から下り坂となりそうです。