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10月は記録的な「長雨」岡山で影響を取材

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 岡山では1891年に高松では1941年に統計を開始して以来、10月の長雨としては連続記録を更新しました。実に岡山では127年間の統計の歴史で最も長い雨となったわけですが、この記録的な長雨でさまざまな影響が出ています。

 岡山市のコメ農家、岩本英隆さんの田んぼでは、5月に田植えした稲が順調に育っていましたが、長雨の影響で 収穫が10日ほど遅れました。約28ヘクタールで112トンを収穫する予定でしたが、1割ほど収穫量が減るとみられています。

(岩本英隆さん) 「べったり倒れたようなところは雨で地面についたりして腐ったりするのも出てきてますね。1割減っても、損害は何百万かになりますね。自然相手なんでしようがないですね。また来年頑張ろうかなって思います」

 岡山市内のスーパーでは、外側の葉が水分を吸って腐りやすい葉物野菜を中心に価格が高騰。特にキャベツは先週、1玉128円でしたがこの日は258円。長雨の影響で2倍以上になっています。

(パサージュ浜店 吉田 安基良店長) 「収穫量が減りますと物量が減りますので単価がどうしても上がってしまう」

(お客さんはー) 「高いと感じる」 「1玉なんかとてもじゃない買えませんから 何分の1カットを買うようにしてます」

 一方、長雨がいい影響をもたらしているところもありました。

(ダイヤクリーニング 塩月秀基常務) 「部屋干しをされるには雨が続きすぎたのでまとめてっていう需要がきているんじゃないかって思います。昨年対比で140%ぐらいですね」

 こちらのコインランドリーでは、売り上げが例年に比べると倍以上だったといいます。

(お客さんはー) 「梅雨のときよりも長雨がすごく続いているなっていうのが私の印象としてはあって。小さい子どももいるので洗濯物も数が多かったりで 家もアパートに住んでて干す場所がないのでよくここには来させてもらってこの長雨の間は」


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