山などに不法投棄された廃棄物などを撤去する、クリーン作戦が岡山市などで行われました。
クリーン作戦が行われたのは、岡山市と玉野市にまたがる貝殻山と金甲山周辺です。岡山県産業廃棄物協会などが毎年行っているもので、109人が参加しました。
午前8時すぎから貝殻山と金甲山付近の道路周辺、東西12キロに不法投棄されている廃棄物を撤去していきました。不法投棄を注意する看板があるにもかかわらず、次から次へと出てきます。駐車スペースは心ない人が不法投棄しやすい場所の1つなんだそうです。
(参加者は―) 「ごみステーション出せるものは出してもらいたいですね、こういうところに放り投げるんではなしに、みんな困るんで、環境もよくないんでね。」
そして道路わきに堂々と置かれていたのは…なんと冷蔵庫です。
7日はこのほか、不法投棄された場所に新たに看板を設置するなどして、再発防止策を講じました。
(中村アナ) 「冷蔵庫の他、あわせて5台、そして使われなくなったテレビのブラウン管などが不法投棄されていました。ほんとに許されないことです。」
7日は、廃棄物13トンを撤去しました。2015年度の岡山県の不法投棄は、5件342トンと報告されていますが、この数字は氷山の一角とされています。
(岡山県産業廃棄物協会・蔵本悟 常任理事) 「不法投棄をされる方々が、ここはきれいな場所だから不法投棄するのをやめようと、いう気持ちになっていただけると我々としても思ってますので、これは継続してやる意義というのが非常に大きいというふうに思います。」