1月に続いてまた新たな産廃が見つかりました。不法投棄された産業廃棄物の撤去が去年完了した香川県豊島で、現場の近くから新たな産廃が見つかりました。
(記者) 「1月に産廃が見つかった地点から10メートル離れた地点で、また新たな産廃が見つかりました」
豊島の産廃撤去跡地から約30トンの汚泥が新たに見つかりました。
香川県によりますと2月20日、産廃のようなものがあることに職員が気づきました。その後の検査で汚泥と判明し、23日午後2時頃から除去作業を行いました。 現場では地下水の浄化対策として掘削工事が行われていて、1月25日には約85トンの汚泥が見つかったばかりでした。
(香川県環境森林部/中村貴紀 部長) 「1月25日に続いて今回豊島処分地で廃棄物等が見つかったということでございます。その点について本当に大変残念なことだと思っております」
(廃棄物対策豊島住民会議/安岐正三 事務局長) 「(不法投棄した)業者の悪質さっていうんですか、怒りが込み上げてきますね。再調査は必ず必要であると」
香川県では豊島住民や専門家と相談しながら汚泥の処理について検討するということです。