東京オリンピックの開幕まであと1000日を切りました。地方からはオリンピック選手が生まれるのは少ないのが現状ですが…
香川県には思わず将来を期待してしまう、超BIGな逸材がいるんです。そして、国も若い逸材を発掘するための新プロジェクトを始めました。
高松市の香東中学校。放課後、体育館に現れたのは…同級生より頭1つ分大きい少年。
2年生の牧大晃(まき・ひろあき)くんです。
取り組んでいる競技はもちろんバレーボール。身長はなんと2m2cm、足のサイズは32cm!
中学に入って、去年夏ごろからバレーを始めたという牧君。学校では男子バレーボール部がないため、女子にまじって練習しています。
(バーレボール部 河田顧問) 「長年バレーボールに携わっていて、こんなに高身長の子が香川県から生まれてくれて、今も続けてくれていて、将来が楽しみで助かってます」
バレーを始めてわずか1年ちょっとですが、香川県選抜だけでなく全日本中学生選抜強化メンバーにも選ばれています。
県選抜メンバーとして高校生との練習にも参加しています。まだ、アタックの力強さで圧倒されたり、レシーブなど技術面に課題はありますが、その高さは絶対的な強みです。この1年で、自身を取り巻く環境ががらりと変わり、明確な目標も持つようになりました。
(牧大晃くん) 「周りの人に感謝できるような選手になって、オリンピック出場を目指したい」
KSB瀬戸内海放送では18日(土)「世界アスリートを生み出すには何が必要か?」をテーマにした1時間番組を放送します。
【KSB瀬戸内海放送】 番組 報・動・力(http://www.ksb.co.jp/houdouryoku/) 日時 11月18日(土)あさ9:30~
牧くん以外にも岡山・香川の将来有望な逸材5人を紹介。そして、スポーツジャーナリストや指導者などさまざまなジャンルの方々を招いて、アスリートの発掘と育成、進路について意見を交わします。
さらに、岡山出身のオリンピックメダリスト高橋大輔さんも世界を目指すためには何が必要か語ってくれました。