さぬき市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受けて、環境省が野鳥の調査チームを香川県に派遣しました。
環境省や東京の自然環境センターの職員ら11人が12日午後、さぬき市の養鶏場から約5キロ離れた三木町の山大寺池を訪れました。環境省では、鳥インフルエンザの感染が確認されたさぬき市の養鶏場から半径10キロメートル以内を、野鳥の監視重点区域に指定しています。
今回の感染による野鳥への影響を調べるため、カモなどに異常行動が見られないかや、死骸が無いかなどを望遠鏡や双眼鏡で観察しました。
(自然環境センター/安西知巳 主席研究員) 「今までの事例を見ていますと、冬鳥でカモが渡って来る時期に日本では発生が多く出てたりするものですから、そういった関係性が疑われているということです。」
野鳥の調査は14日まで香川県内の約10カ所で行われ、1月15日に結果が発表されます。