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香川で高病原性鳥インフル 約9万羽の殺処分開始 今季全国で初

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 香川県さぬき市の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が疑われていましたが、香川県が11日に行った遺伝子検査の結果、感染力が強い「高病原性」だったことが確認されました。県は、11日深夜から約9万羽の殺処分を始めました。

 11日午後11時から開かれた対策本部会議で香川県が明らかにしました。

(香川県 浜田恵造知事) 「遺伝子検査PCRで高病原性鳥インフルエンザが確定いたしました。 この本部会議終了後、各部連携して防疫措置に取り組んでいただきたい」

 10日午前、さぬき市の養鶏場から「一晩で通常の5倍にあたる55羽が死んだ」と県の家畜保健衛生所に連絡がありました。10日に行った簡易検査では「陽性」でしたが、遺伝子検査の結果がはっきりせず、11日、改めて遺伝子検査を行っていました。

 感染確定を受けて、県は11日深夜からこの養鶏場と、近くにある系列の養鶏場で飼育されている、あわせて約9万1000羽の殺処分を始めました。  また、この養鶏場を中心に半径3キロ以内にある9つの農場を卵やニワトリの移動を禁じる移動制限区域にしました。

 家畜での鳥インフルエンザの発生は四国で初めてで、全国では今シーズン初めてです。

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