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2月11日投開票 岡山・津山市長選 課題は“市街地活性化”

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 2月11日投開票の岡山県津山市長選挙は、現職と新人の一騎打ちとなっています。津山市では今、中心市街地のにぎわい作りが大きな課題です。

(無・現/宮地昭範 候補 69歳)  「これからも良識の市政、継続は力なり、津山の夢を咲かせてまいろう。」

(無・新/谷口圭三 候補 54歳)  「拠点都市津山として、県北の雄都・津山として発展させていく。このこと無くして地域の未来はありません。」

 現職で3期目を目指す宮地昭範さんと、新人で元県議会議員の谷口圭三さん。  津山市長選挙は前回と同じ顔ぶれの戦いとなりました。

 津山市の人口は岡山県で3番目に多い10万人あまりですが、街にはかつてのにぎわいはありません。

(記者)  「津山市では、人口減少が大きな課題になっています。中心部の商店街も人の姿はほとんどありません。」

(商店主はー)  Q.人通りはいつもこんな感じ?  「今はそうですね。」  「もう店売はほとんどダメです。もう外商だけ、外へ出て行かんことにはね(このエリアでの商売)むずかしいですねぇ。」

 津山市の人口は年々減少していて、市の推計では、2020年には10万人を割り込み、2040年には8万人を下回るとされています。最近は周辺部だけでなく市の中心部の人口減少も顕著で、空き店舗も目立つようになっています。2014年に調べた津山城周辺の商店街の空き店舗率は31.8パーセントで、2010年からの4年間で12ポイント高くなっています。

 現職の宮地さんは津山城などの歴史的建造物を生かした観光振興を掲げています。また「ワイファイ」の充実など外から人を呼び込む取り組みを進めたいとしています。

(無・現/宮地昭範 候補 69歳)  「津山にとっては中心市街地の活性化は最大の課題になります。観光の振興を大きな柱にしております。外からどんどん津山に来ていただく。」


 新人の谷口さんは、交通インフラの充実などで津山市の地域の拠点性を高めたいと訴えています。その上で、観光資源を活用して交流人口を増やしたいとしています。

(無・新/谷口圭三 候補 54歳)  「中心市街地が空洞化した町で活性化した町はないと思います。回遊性を高めるための道路整備。そういったにぎわい作りをしていきたい。」

 津山市長選挙は2月11日投開票です。

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