岡山・香川の頑張る高校生を応援する「青春のキセキ」です。今回は、ピアニストを目指している高松第一高校の3年生・臼坂玲音さんを紹介します。力強い演奏と豊かな表現力。「誰かのために」演奏したい、という思いを大切に勇気や元気を届けられるピアニストを目指します!
聴く人を釘付けにする音色を響かせているのは、高松第一高校の3年生・臼坂玲音さんです。中学生を対象に年2回行われる音楽科の体験レッスンの歓迎コンサートで、ピアノの演奏を披露しました。
臼坂さんは、愛媛県出身です。音楽を専門とする高校に通いたいという思いから、全国から生徒を募集する「せとうち留学」の制度を利用し、高松第一高校の音楽科でピアノを学んでいます。
(中学2年生は―)
「いつか自分もこんな風に弾けたらいいなって憧れをもった」
「めっちゃ感動して、泣きそうなくらいすごいなって思って。ピアノに操られているのではないかなというくらい、腕がスルスルスルスルみたいな動いていて、私もあんな風にピアノが弾けたら面白いやろうなって思った」
臼坂さんも中学生の頃、先輩たちの演奏を憧れのまなざしで見ていました。
(高松第一高校[3年]/臼坂玲音さん)
「憧れの存在に少し近づけたのかなって思っていてうれしい」
歓迎コンサートには、2026年夏の高校野球香川大会の開会式で国歌独唱を務めた久保舞人さんの姿もありました。久保さんと臼坂さんは同じクラスだそうです。
(高松第一高校[3年]/久保舞人さん)
「授業中よく発表していたり、独特の世界観は持っているかなって。ピアノで呼吸するとか初めて知って、(臼坂さんは)めっちゃ呼吸していたので、やっぱ体の使い方というのはもっと自分で考えて研究していかないといけないところかなって」
同級生からも注目を集める臼坂さん。音楽科の三好晶子先生のもとでピアノを学んでいます。平日は3時間以上、休日は5、6時間毎日練習しているそうです。
臼坂さん高校1年生の時、東京で開催された「全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」のピアノ部門で第一位に輝きました。
ピアノを始めたきっかけは、3歳上の兄の存在です。
(高松第一高校[3年]/臼坂玲音さん)
「楽しそうに練習しているところに憧れて始めました」
2人で演奏する「連弾」を兄と一緒によく行っていたそうです。幼い頃からピアノを弾くことが好きだった臼坂さん。弾く曲のストーリーを考えたり曲に気持ちをのせたりすることが得意です。
そんな表現力豊かな臼坂さんの現在の課題は……。
(高松第一高校 音楽科/三好晶子 先生)
「弾けちゃうから自分で聞く前に進んじゃうんですよ、音楽が。だからゆっくりと自分の耳で一音一音確かめながら聞くということが彼女の課題かな」
一つ一つの音の意味を考えながら演奏することを意識して練習に取り組みます。
一音一音聞いてしっかりと出すことで、音楽に色がでてくるそうです。何度も何度も練習します。
三好先生とは臼坂さんが中学2年生の時、高松一高の体験レッスンに訪れた時から二人三脚で練習に励んでいます。
(高松第一高校 音楽科/三好晶子 先生)
「『あれがあるねどうする?』というと、『頑張る』っていう、それが好きで。前向きになんでも頑張るっていって困難に立ち向かっていくというか」
何事も前向きに取り組む臼坂さん、将来の夢は?
(高松第一高校[3年]/臼坂玲音さん)
「支えてくださっている方や聞いてくださっている方に、温かさや力、勇気や元気や愛を届けられるようなピアニストになりたい」