高松市の中学校で女子生徒にわいせつな行為をした疑いで2026年7月に逮捕されたALT・外国語指導助手だった男が、別の生徒に対する不同意わいせつ容疑で5日、再逮捕されました。香川県教育委員会は、生徒から被害の訴えを受けた後の対応などを検証する方針です。
警察などによりますと、フィリピン国籍の英会話講師の男(34)は2025年11月、ALTとして勤務していた県立高松北中学校で、1対1の英語のスピーキングテスト中に女子生徒の服の上から胸を触った疑いが持たれています。
男は別の女子生徒に同様のわいせつ行為をした疑いで7月16日に逮捕されました。警察の調べに対して「ノーコメント」と認否を留保しています。
警察は複数の女子生徒が同じような被害を受けたとみて捜査しています。
中学校や香川県教委によりますと、生徒から被害の訴えがあった2025年12月以降、派遣会社が男の出勤を停止させ、2026年1月に契約を解除しました。しかし2026年5月に保護者が警察に通報するまで、県教委は警察に相談していませんでした。
男は逮捕されるまで、岡山市で子ども向けの対面型の英会話教室の講師をしていました。
香川県教委の淀谷教育長は7月23日の記者会見で、「2026年3月の調査で複数の生徒から被害の訴えがあった。少なくともその段階で警察に相談する必要があった」と述べ、今回の対応の問題点ついて検証する考えを示しました。
(香川県教育委員会/淀谷圭三郎 教育長)
「再発防止とか、そういった視点が一定欠けていた部分もあるかもしれませんのでそこも含めて、内部的な課題認識をまずはしたい」