岡山県真庭市の美甘小学校で起きた集団嘔吐・下痢は、給食を原因とするノロウイルスによる食中毒だったことが分かりました。
真庭市の美甘小学校では3月3日から4日にかけて、児童57人中34人と教職員7人が嘔吐・下痢の症状を訴え、5日真庭保健所が検査に入っていました。
そして、患者の便からノロウイルスが検出されたことや共通の食事が給食しかないことなどから、真庭保健所は校内で調理された給食を原因とするノロウイルスによる集団食中毒だったと断定しました。患者は全員回復に向かっています。 美甘小学校は7日から3日間給食の業務停止処分を受け、消毒作業などを行った上で来週以降は給食を再開するとしています。
岡山県で学校給食が原因のノロウイルスによる集団食中毒が発生したのは12年ぶりです。真庭保健所ではノロウイルスの汚染経路などについて調べています。