岡山県倉敷市の児島ボートで、選手が集団で下痢や嘔吐の症状を訴えたため、28日以降、3日間のレースが中止になりました。
(記者) 「レース期間中、選手たちはレース場のすぐ横の宿舎で生活していました。食事メニューは同じできのうは刺身やハンバーグを食べたということです」
28日夜から未明にかけて、倉敷市の児島ボートレース場の選手宿舎で選手14人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。5人は病院で手当てを受け、このうち1人は入院しましたが、現在は退院しています。
児島ボートレース場では、25日から30日まで6日間の日程でレースを組んでいましたが、公平公正なレースができないとして28日以降、3日間の全36レースを中止としました。
宿舎には20代から60代の選手45人が泊まっていて、27日の夕食は給食業者が用意したサワラの刺身やハンバーグなどを食べました。倉敷市保健所が集団食中毒の可能性があるとみて原因を調べています。
児島ボートが食中毒とみられる理由で中止となったのは近年なかったということです。