500億円以上かけてつくられました。岡山県玉野市の三井造船で、新型潜水艦救難艦「ちよだ」の引渡式が行われました。
引渡式では、三井造船の田中孝雄社長から防衛装備庁の佐藤直人装備官へ引渡書が手渡されました。
潜水艦救難艦は、潜水艦が事故を起こした時に乗員を救出するための船で、初代「ちよだ」が就役から30年経過したことから防衛庁の発注で約534億円かけて造られました。 手術台や治療用のベッドなどを充実させて、災害時にも活躍できるのが特徴です。
(記者) 「通常、潜水艦の番号は500番台ですが、潜水艦救難艦の番号は400番台です」
(訪れた子どもはー) 「すごくかっこよくて大きくて、友達がマンション同じなんだけど(「ちよだ」の番号と)同じ番号で404って同じ番号、なんかすごいなぁって思って」
最後は、駆け付けた一般市民など、約600人がゆっくりと海上を進んでいく「ちよだ」の姿を見守りました。 潜水艦救難艦「ちよだ」は、来週、海上自衛隊横須賀基地に配備される予定です。