海上保安庁の大型巡視船の命名・進水式が11日、玉野市の造船所で行われました。
海上保安庁が建造中の大型巡視船の命名・進水式には、海上保安庁の職員や造船会社・三菱重工マリタイムシステムズの関係者らが出席しました。
巡視船は「ひろしま」と命名されました。「ひろしま」は尖閣諸島の領海の警備や海上犯罪の取り締まり、海難救助などに使われます。
長さ120m、排水量3500t、建造費は約166億円です。
海上保安庁によりますと、火災が起きた船の消火や不審な船への威嚇などに使う「遠隔放水銃」なども装備する予定です。引き渡しは、2026年度中の予定です。