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岡山県の地価公示 全ての用途の平均変動率が28年ぶりに上昇

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 土地取引の目安となる地価公示が18日、発表されました。岡山県では全ての用途の平均変動率が28年ぶりに上昇に転じました。

 岡山県では1月1日時点で14市7町の401地点を調査しました。全ての用途の平均変動率は「プラス0.3パーセント」で28年ぶりに下落から上昇に転じました。

 2019年まで下落が続いていた住宅地の平均変動率は「横ばい」となりました。2018年の西日本豪雨で大きな被害が出た倉敷市と総社市が下落から上昇に転じました。倉敷市真備町では復興が進んで住宅の着工需要が高くなっています。

 商業地の平均変動率は「プラス1.0パーセント」で3年連続の上昇です。JR岡山駅周辺で再開発が進む岡山市の「プラス2.7パーセント」を筆頭に3市2町が上昇しました。

 住宅地で最も高いのは、「岡山市北区津島新野1丁目」で1平方メートル当たり16万8000円、商業地で最も高いのは、「岡山市北区本町2番」で1平方メートル当たり152万円です。

 地価公示岡山県の代表幹事は「地価が上昇している岡山県南部と下落が続く県中北部との二極化が進んでいる」と分析しています。

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