岡山市と総社市を結ぶJR吉備線を次世代型路面電車・LRT化することについて、JRと岡山市、総社市の三者が正式に合意しました。今後は、基本計画など具体的な検討に入ります。
岡山市役所で開かれた三者会談には、JR西日本と岡山市、総社市のトップが出席。JR吉備線のLRT化について正式に合意しました。
施設整備などの初期費用は240億円と想定。国の補助金を活用した上で、JRと岡山市、総社市がそれぞれの費用負担の割合を確認しました。 また、LRT化にあわせて新しい駅を7カ所設置し、朝の通勤・通学の時間帯には1時間あたりの運行本数を今の3本から最大6本に増やすことを想定しています。今後は市民から意見を募り基本計画をまとめる予定です。
一方、実現の時期について、岡山市の大森市長は様々な調整や手続きがあるとこから「10年程度のスパンで考えたい」としています。